大阪の注目エリア③

【ポイント2:梅田(キタ)に産業が集中】

関西以外に住まわれている人の大阪のイメージと言えばグリコやかに道楽の看板などの道頓堀川があるなんば(ミナミ)をイメージする人が多いと思います。実際大阪に旅行に来る人の多くはこのミナミエリアを満喫する人も多くいます。 ですが大阪府は大阪駅や梅田駅のある「キタ」と呼ばれるエリアと難波・心斎橋のある「ミナミ」エリアの2ヶ所に大きな経済圏があり、以前は大きな差はなかったのですが、近年は大阪駅北側の再開発「うめきたプロジェクト」によってキタエリアに産業が集中し始めています。

2013年に開業した「グランフロント大阪」を始めとした大阪駅北側のエリア開発によって人の流入が増えました。 元々大阪駅・梅田駅のエリアは新幹線の通る新大阪駅からも近くにあり、また神戸や京都からもJRや阪急電車、阪神電車などの私鉄が乗り入れている事もあり、通勤や通学しやすいエリアです。 そんなキタエリアに交通の利便性も考慮して支店や支社を構える企業も多くあり、その傾向は今後さらに増えていくと予想されています。

【ポイント3:地価が東京の半分】

日本で最も地価が高いのはやはり東京都心です。実はバブル期においては大阪府の地価のほうが東京都よりも高かったのですが、現在では東京の約半分くらいまで地価が減少しております。 大阪府の令和元年の地価調査結果によると2019年の地価指数は以下の通りとなっております。

◆東京
・東京都の住宅用地価指数:118.3
・東京都の商業用地価指数:87.3

◆大阪
・大阪府の住宅用地価指数:79.0
・大阪府の商業用地価指数:58.9

つまり東京都内で土地を購入するよりも費用が安く、不動産投資の利回りに期待できるのです。
ただしポイント1で述べたように人口減少が進んでしまうと家賃相場が下落してしまうので、得られる収入が減少してしまいます。

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