中古収益物件のデメリット

中古収益物件のメリットは先ほど説明したとおりですが、デメリットについても紹介していきます。

◆中古収益物件のデメリット◆

1:不具合発生のリスクが高い
中古物件については経年劣化の影響で購入時には予期せぬ不具合というのが急遽発生することがあります。
特にパッと見てわかるような外観や内観の箇所であればいいですが、素人では判断できないような箇所についてはやはり専門家立ち合いのもとで購入する事をおススメします。
というのも購入時は費用を安く抑えられるかもしれないですが、下手するとこの修繕工事などの費用が購入時の費用を上回ってしまうというケースもあるので、十分注意する必要があります。

2:融資借入期間が短い
物件には法定耐用年数や融資を行う銀行などの金融機関の定める耐用年数というものがあります。中古物件については新築物件と比較して必然的にその融資の乖離入れ期間が短くなってしまい、月々の返済金額というのが多額になってしまいますので、その中から利益を出すのが困難になってしまう事が考えられます。

3:物件自体の魅力が下がる
日本人は特にそうですが新築物件や築浅物件への入居希望者が多く、築年数が古い物件は疎遠されがちになります。
中古物件も新築時は当時の最先端の間取りや設備を備えていたとしても、現在の時代のニーズにマッチしていないことが多く、入居者にとっても住みづらいと、使いづらい物件としてみられてしまいます。
また設備や間取りだけでなく、外観を綺麗にするための修繕工事や、耐震強度が基準を満たしていないので、その基準を満たすための工事など含めると莫大な費用が掛かってしまう事も想定されます。
ただ、このような対応が出来るようにしておかないと入居希望者が増える事は難しいので、悩ましいところであります。

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